お会式のご案内 10月6日
お会式とは日蓮聖人のご命日十月十三日に営まれる法会です。御命講、御影講、御影供ともいわれ、聖人の偉大なご遺徳を讃え、偲び、大恩に感謝する、わが宗の大切な行事です。 立正安国(理想的な社会づくり)に命を、かけられた聖人のご一生は、「報恩にはじまり報恩におわる」菩薩のおこないでした。法華経の扉を開けた聖人は、偉大です。 お会式を機に、聖人の報恩のこころを学び、聖人への感謝の気持ちをささげましょう。
日程と予定
2024年10月6日(日曜)【タイムスケジュール※参考】
- 午前十時より 宗祖報恩会法要
- 午前十一時より 檀家総会
- ※供養に粗飯をご用意致します。
各地でのお会式の様子
寺院によってお会式の日時・形態は異なりますが、重要な年中行事として盛んに行われています。
臨滅度時の鐘(りんめつどじ)
聖人が入滅されたとき、高弟の日昭上人が悲しみを告げ打ち鳴らした鐘です。
会式ばな(お祖師花)
臨滅度の鐘が響きわたるときに、大地が震動し、庭の桜が季節はずれの花を咲かせたことから、お会式には、ご宝前や万灯を桜の造花で飾ります。
お綿帽子
日蓮聖人が小松原法難で額にうけられた傷が、寒い時期に痛まれるのではないかというこころづかいから、聖人像に頭から綿をおかけします。
万灯(まんどう)
灯をお供えすることは、説話「貧者の一灯」にもあるように、むかしから行われています。お会式の万灯は、江戸時代に講中によって盛んになったと伝えられています。